視覚障害者を補助するために訓練された犬です。一般的に盲導犬は、白のハーネスをつけています。盲導犬使用者はいつもこのハーネスを握って、盲導犬と一緒に外出して歩き、盲導犬は使用者の指示を受けながら目的地まで安全に誘導していきます。視覚に障害のある方に自立した生活をもたらす大きな支えとなっています。
行方不明者などの捜索をする犬です。痴呆気味のお年寄りや幼児が公園・山林などで迷子になった場合など、家族はもちろん、町の人たちや消防団員が総出で捜索しますが、こんな時たった一頭の捜索犬の嗅覚が驚くほど役に立つものです。しかし現状では、捜索犬は警察が管理する警察犬だけです。今後の高齢化社会に向け、民間による捜索犬の育成が急務です。
海や川などで溺れた人、ボートで流された人を救助する犬です。平成13年度警察庁の調べでは、年間の海の事故は全国でおよそ2,000件、死亡者も1,000人を超えるといわれています。OJPC福祉犬育成協会により、日本で初めて水難救助犬としての専門トレーニングを受けた「ローズ」が、海の監視犬として第一線で活躍しています。
体の不自由な方が車椅子を引いてもらったり、物を取ってきてもらうなど、日常生活の物理的なアシスタントとして。またボールを取ってこさせるといった命令によるストレス解消など、精神的な満足にも役立つ犬です。
動物の専門家と医療の専門家が一緒になって心と体のストレスを和らげ、免疫力を高める補助療法を行う犬、それがセラピー犬です。リハビリに励む人が犬と共に懸命に手足を動かそうとするなど積極性が生まれ、回復も早まります。
アクティビティー犬は、施設に入所している障害者やお年寄りに“笑い”のある日常を過ごしてもらい、笑顔・気力を取り戻してもらう活動を行ないます。