当協会は日本で初めてガン探知犬の育成に成功し、多くのTV・新聞・雑誌に取りあげられ、日本だけでなく海外の医療機関・企業からも大きな注目を集めています。
今回は、白浜育成センターにおけるガン探知犬マリーン(ラブラドールレトリーバー:メス3歳半)の訓練・活動・研究の一部をご紹介します。
3.
1つ1つ箱に入ったパックのにおいをかぎわける
2.
ガン患者の息をかぐマリーン
1.
医療用採取パックからガン     患者の息を採取。
4.
ガン患者の息が入った箱を嗅ぎ分け、その前に座る。成功!!
マリーンの脳波を測定する外崎教授
測定器をつけるマリーン
ガン探知犬・ 訓練 〜科学的測定・研究(OJPC福祉犬育成協会白浜育成センター)

 まず、部屋の中に並べられた四つの箱それぞれに人の息が入った医療用採取パックを入れます。この中に一つだけガン患者のものがあります。残りは健康な人の息です。
この訓練ではまず、ガン患者の息を医療用採取パックから注射器で採取し、マリーンにかがせた後、トレーナーの指示で一つ一つ順番に、においをかいでいきます。マリーンはガン患者の息がはいった箱のにおいをかぎわけて、箱の前に座ります。
 同センターには都内の医療機関から届けられた5種類の呼気があります。前立腺、食道のほか胃ガン、肺ガンがあり、患者の年齢も30〜80代、症例も初期から末期までとさまざまです。組み合わせは何通りにもなるが、当センターにおける訓練・能力開発の結果、どれを試してもマリーンはほぼ100%の的中率でガン患者の呼気をかぎ分けます。

 現在、この訓練時のマリーンの脳波を当協会協力研究者である外崎肇一明海大歯学部教授(専門は口腔生理学)が測定し、ガン患者の成分分析などと並行し、科学的な裏付けを進めています。

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当協会のトレーナーがマリーンに元々素質としてあった嗅覚のよさを発見し、当協会独自の能力開発を行った結果、平均的なラブラドールレトリーバーの数百倍優れた嗅覚の開発に成功し、日本初のガン探知犬誕生に至りました。現在マリーンについで、シェル(ラブラドールレトリーバー:メス3歳)・パール(ラブラドールレトリーバー:メス1歳)の能力開発訓練を行っており、これら2頭に関しては80%の的中率でかぎ分けることができるようになりました。

●関係協力機関

  幸和会 幸和クリニック・友愛診療所 他

●ガン探知犬の研究協力者

 外崎肇一 トノサキ ケイイチ ・・・ 明海大歯学部教授。専門は口腔生理学。

 病気とにおいの密接な関係における研究で実績を重ねた第一人者であり、
 当協会の犬を使って嗅覚研究の科学的な裏付けを進めている。

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